言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 戦争観の形成と戦争展示──「熱い論争」と「冷ややかな無関心」という落差をめぐって
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『静岡大学生涯学習教育研究』(14) |
出版社・発行元 | 静岡大学生涯学習教育研究センター |
巻・号・頁 | 13-24頁 |
概要 | 博物館における戦争展示が戦争観の形成にどの程度寄与し得るものなのか、埼玉県平和資料館における「従軍慰安婦」の修正問題を事例として、戦争展示が持つメッセージの効果や受容のプロセスについて検討した。その結果、この論争が、来館者がパネルの文言を一字一句見落とさずに読み込んで、その語句の理解がそのまま戦争観の形成に寄与しているはずという憶測のもとで、弾丸理論的なコミュニケーションの成立が前提とされていることが明らかとなった。 |
ISSN | 1345224X |
NAID | 110009393872 |
PermalinkURL | http://doi.org/10.14945/00006721 |
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