言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/07 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 動詞wishの意味的特徴と仮定法について
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『レオルニアン』 |
出版社・発行元 | 日本英語教育英学会研究部会 |
巻・号・頁 | (10),19-29頁 |
概要 | 動詞wishがなぜ仮定法過去が用いられるthat節を導くのか、またwishの意味的特徴が仮定法の過去形や助動詞wouldと結びついた時に、どのように変化するのかを考察した。wishは実現することが困難なことに対して、実現できるように願うことを表すため、事実に反することや、実現が困難なことを表す仮定法の過去形やwouldを用いるthat節を導くことができることが明らかになった。またwishを類義語と比較すると、強い欲求や願望は表さないため、仮定法の過去形やwouldを用いるthat節と共起すると、実現が困難なことに対する願望というよりは、むしろ苛立ちや遺憾の気持ちが、さらには要求を表すことを様々な例文を通じて実証した。 |
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