言語種別 英語
発行・発表の年月 2006/09
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 The relationship between prosodic features and modal expressions in discourse: A case study of the Japanese sentence-final particle yo
執筆形態 単著
掲載誌名 Vance, Timothy J. and Kimberly Johns (Eds.) Japanese/Korean Linguistics
掲載区分国外
出版社・発行元 CSLI-JK
巻・号・頁 (14),pp.392-404
概要 本稿は,終助詞「よ」の韻律として代表的な素性(下降ピッチ)を [+fall],そうでないもの(上昇,平坦ピッチ)を[-fall]とし,「よ」がこれらの素性を伴う談話構造を検証した.特に典型的な談話構造の中で現れる「よ」を無標,そうでないものを有標と分類した.そして,無標の「よ」は情報志向型の談話構造の中で使用され,情報に焦点を当てる働きをする.一方,有標のyoは感情志向型の談話構造で,特に会話の参加者間で,意見や見解の食い違いがある場合に使用されることを指摘した.