言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1989/03 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 梯経済哲学の唯物論的原理について
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 中央大学大学院『論究』文学研究科篇 |
出版社・発行元 | 中央大学大学院生研究機関誌編集委員会 |
巻・号・頁 | 21(1),89-103頁 |
概要 | 梯経済哲学は、天体史生物史社会史の三階層からなる全自然史的過程という雄大な思想構想を基礎に構築されている。しかし、未だその真の意味が正しく理解されているとは言い難い状況にある。なぜなら、梯が受容している西田幾多郎のヘーゲル批判が議論の下敷きとなっているからである。こうした問題意識から、本稿は梯の重要論文「経済学研究の出発点にある哲学的課題」に内在して、そこで議論されている西田とマルクスのヘーゲル批判にみられる核心を「同一性」と「非同一性」という私の問題関心から捉え直すことによって、梯経済哲学の真の原理を明らかにしたものである。A5判 |
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