言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 木製玩具のデザインが子どもの発達に及ぼす教育的効果の検証と考察
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本感性工学会論文誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本感性工学会 |
著者・共著者 | ◎林秀紀
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概要 | 本稿は、先行研究で作成した指標や観察調査を踏まえデザインされたプロトタイプが、実際に乳幼児の教育効果を発揮できるのか否かについての評価と考察であり、市販の玩具による実験では得られない貴重な結果が得られた。
初期段階は、子どもの発達とデザインとの関係における、体系化された指標の情報を把握した。次に、保育園の観察調査で文字情報ではイメージし難い実際の動きなどについて把握した。そしてKA法を用いて、ユーザの要求事項となる教育上の価値を抽出し価値構造を明確にした。これらは玩具が子どもに与える教育的影響について理解するためであった。これを踏まえ、デザインプロジェクトで仮説のペルソナとシナリオに基づき、玩具のプロトタイプ作品を制作し、保育園で実験検証を行った。本稿で紹介した5案のプロトタイプは、それぞれ効果的な部分と改善を要する部分が確認された。 |
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