言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995/12 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | Katherine Mansfieldの作品における女性達の表現方法
|
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『ことば・ジェンダー:大野一男教授古希記念論文集』 |
巻・号・頁 | 385-396頁 |
概要 | A Cup of Teaを中心に、Marriage a la Mode, A Dill Picle, Miss Brillをとりあげ、これらに登場する異なるタイプの主人公を描き出す際にどのような視点が用いられ、またどのような文体的特徴が見られるかを考察した。読者の共感を呼ばない人物を描く際にも、説明的な描写を通してよりも、中立的とは言いがたい、主人公に共感を寄せているようなナレーターを通し、主人公と渾然一体となった語り口によって提示する。語られている内容によってでなく、ナレーターの態度に対して、読者からの主人公に対する批判的反応を呼び起こす手法にさえが見られる。 |
|
|