言語種別 日本語
発行・発表の年月 2000/09
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 グランヴィル・バーカー研究序説
執筆形態 単著
掲載誌名 劇:Drama
出版社・発行元 劇場文化・ドラマの会
巻・号・頁 (21),7-9頁
概要 『シェイクスピア研究序説』で名高いグランヴィル・バーカーは英文学者である前に演劇研究者であり、劇作家であり、俳優であり、演出家でもあった。日本ではほぼ無名に近いこのエドワード朝の重要な演劇人の活動を概観する。俳優としてのバーカーはベン・グリード、パトリック・キャンベルといった当時一流のアクター・マネージャーたちと共演し、『アン・リートの結婚』、『ヴォイセイ家の遺産』、『浪費』の三本の戯曲は今日になって評価が高まっている。殊に『浪費』はピーター・ホールが1997年3月に自身のカンパニーの活動を開始したとき旗揚げ作品にしたほどのものであった。