言語種別 日本語
発行・発表の年月 1997/12
形態種別 学術雑誌
標題 デジデリウス・エラスムス『パラクレシス-キリスト教哲学の勧め』考察
執筆形態 単著
掲載誌名 『基督教哲学研究』
出版社・発行元 基督教哲学会
巻・号・頁 (20),59-78頁
概要 B5判
16世紀初頭、エラスムスにより校合翻訳、出版された『校訂 新約聖書』、その序文である『パラクレシス-キリスト教哲学の勧め』により、16世紀ヨーロッパの危機的状況と、そうした中でエラスムスが希求、喚起する世界観と思想的規範を探る。特に彼の提唱する「キリスト教哲学」に関して、その先駆者、同時代者の動きも視野に、ルネサンス人文主義(ユマニスム)と宗教改革の接点としての意味も含め、彼の著作の位置を考察。