言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/05 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 加齢に関する心理学的研究について
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『理学療法科学』 |
出版社・発行元 | 理学療法科学学会 |
巻・号・頁 | 17(3),135-140頁 |
概要 | 加齢の研究法の特徴、生涯発達に関連する要因、知能の加齢研究、高齢者の性格に関する研究を取り上げ、検討し考察した。加齢の研究法には、横断法、縦断法、系列法などが用いられるが、それぞれの方法の特徴と長所、短所について述べた。また、生涯発達への影響のモデルとして、標準歴史的影響、標準年齢的影響、非標準的影響が知られているが、こうした考え方を用いることの有用性を示唆した。知能の加齢研究では、合衆国における長期縦断研究の成果を紹介し、高齢者の知的能力に関して、今後は英知や熟達能力の研究が必要であることを指摘した。高齢者の性格研究においては、質問紙法における研究成果について述べ、検査方法の違いにより異なった結果が得られる可能性を示唆し、人格成熟など今後の研究課題を示した。 |
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