言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 1934年・北京・京派をめぐる文壇史―1930年代「京海(北京・上海)」文学関係試論
執筆形態 単著
掲載誌名 日中言語文化
出版社・発行元 桜美林大学文学部中国語中国文学科
巻・号・頁 (7),95-120頁
概要 中国近代文学の中心地であった北京は、政治的経済的混乱のため1920年代半ばから急速にその地位を低下させ、文学の中心の座から滑り落ちていった。しかしながら、1928年南京遷都によってその政治的な衰勢が決定的となる一方、文学的には1933年前後から急速にその地位を回復していくことになった。その背景を上海における文芸誌と作家との「需給関係」の不均衡など全文壇的視点から分析し論じたのが本論文である。